境港市長選 田中文也市長候補の訴え

改憲勢力の暴走は許さない!

 7月17日投票の鳥取県境港市長選・市議補選で、「暮らしよい境港市政をつくる会」市長候補の田中文也氏(60)=日本共産党推薦=、同市議候補の永見文子氏(64)=新=が連日、街頭演説しています。

 

◆◆◆田中文也候補の訴え◆◆◆
 こんにちは。市長候補の田中文也です。毎日の新聞、テレビで市民の生活が日増しに苦しくなっていると報道されています。
 高齢者の破産、子どもの貧困化、ワーキングプア、ブラック企業など、日々の暮らしが悪化してきていると報道されています。
 アンケートしていただいた6割から7割の方が、暮らし向きはよくなるだろうか、生活が不安だとおっしゃっています。特に高齢者は、保険料を天引きされ、年金は減り、生活をどうしていったらいいか心配でたまらないとの、たくさんの声をいただいています。

 

◇市民の暮らし応援を第一に

 第一は、市民の暮らしを改善して豊かにする取り組みをします。
 市は国保税を12・7%の大幅引き上げをしました。その結果、5人に1人は保険税を納めることができない、命にかかわる深刻な問題になっています。私は国保税を引き下げ、市民の命と健康、暮らしを守ります。

 

◇給食、保育、子供の医療費 3つのゼロ

 働く父母の負担を軽減し、子育て世帯への支援を拡充します。
 学校給食費、保育料、高校卒業までの医療費を無料化して、父母の負担をなくし、生活を大幅に改善します。
 学童保育の春、夏、冬休みに給食センターを利用して給食を提供し、父母の負担をなくし、子どもの発達を保障します。
 出雲市では、2億円の住宅リフォーム助成事業で50億円の新たな事業と雇用を生んでいます。私は、このような市民の所得が増える事業に取り組みます。

 

◇大型公共事業は将来への漬け

 市は美保基地周辺事業に54億円をかけようとしています。人口減少が予測され、大きな借金は将来の市民生活に大きな付けとなって跳ね返ります。市民会館と図書館中心のコンパクトなものにして、将来の負担をなくし、市民生活第一に切り替えます。

 

◇1人の自衛隊員も戦場に送らない

 参院選で改憲勢力が3分の2を超えたと、新聞やテレビのトップニュースで報道されています。改憲勢力とは、憲法9条を変えて日本を、戦争をする国にする勢力です。市民と野党の共同で野党統一候補の議席は増えましたが、改憲勢力の暴走を止めないと危険な国になってしまいます。
 私は戦争に反対です。自衛隊が海外に出て戦争に行く必要はありません。市民に戦争に賛成の人はいません。戦争反対の思いは、主義、主張、信条、立場を超えて一致できます。ごいっしょに日本と境港の平和を守りましょう。
 境港には自衛隊員、家族のみなさんがたくさん住んでおられます。被災地で懸命な救助活動をされています。自衛隊のみなさんが、スコップを機関銃に変えて海外の戦争に出て行くことは止めないといけません。私は、一人の自衛隊員も戦場に送りません。
 水木先生は、戦争体験をもとに反戦平和を訴えてきました。どうか、みなさん、水木先生の意思を受け継ぎ、平和なまちづくりをすすめましょう。

 

◇島根原発は再稼働させず廃炉に

 境港は島根原発から17㌔しか離れていません。ひとたび、大きな事故や放射能漏れが起きれば、境港は誰も住めない町になります。住む場所も仕事も失って、生きていけるでしょうか。
 福島は5年、チェルノブイリは年、帰れないままです。原発は人類と共存できません。私は危険な再稼働に反対し、市民の命と安全、財産を守ります。廃炉にして廃炉事業を興せば、新たな産業と雇用を生み出します。

 

◇暮らし、自衛隊員の処遇、原発…身近な問題が争点

 市民の身近な問題が争点になっています。暮らしを守る問題、戦争に反対し、平和を守り、自衛隊を戦場に送らない問題、原発を再稼働させない問題が争点になっています。
 どうか、市長に田中文也、市会議員に永見文子を大きく押し上げていただきますようお願いして、この場所での訴えとさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。