鳥取市庁舎問題で共産党が市長に申入れ 専門家委員会は住民投票結果の尊重を

日本共産党鳥取市委員会(委員長 角谷敏男市議)は1月30日、第1回「市庁舎整備専門家委員会」にむけ、竹内功市長に住民投票の結果を尊重して耐震改修案づくりの調査・検討をするよう申し入れました。
 角谷市議は、①昨年5月20日の住民投票で市民は耐震改修(一部増築)を圧倒的多数で選んだ②竹内市長はただちに耐震改修の基本構想づくりに着手すべきだったが業務放棄し、市議会が示した耐震改修案(3点セット)を市議会に検証するよう求め、市議会が応じた③3点セットは住民投票後、市民の意見を聞いて見直すことを全会一致で確認したが、市民に意見を聞かないまま今日に至っている④竹内市長は、3点セットが当初計画通りにはできないという議会の報告を受け、庁舎整備を見直す専門家委員会を立ち上げた―と経過を説明。
 「新築移転はダメだというのが市民の意思。市民が選んだのは、3点セットではない。共産党は、市民の合意を得られていない3点セット(を固定化することにつながる)検証に反対した」と強調し、専門家委員会では、市民の意思に従って耐震改修の基本構想づくりの調査・検討をするよう求めました。