鳥取・米子市で金曜日行動  仮設の配電施設は不備・不安

2013年4月7日付 鳥取民報

 

 鳥取県では3月22日、JR鳥取駅北口で13人、米子市文化ホール前で15人が参加し、原発再稼働反対の金曜日行動が取り組まれました。
 鳥取市では「脱原発しょいや!inとっとり」ニュースを配布。参加者は、福島第1原発で仮設の配電設備が故障し、29時間も停電していたことをあげ、システムのぜい弱性を指摘しました。また、放射能汚染水の貯蔵タンクの設置場所が不足し、事故は収束していないと訴えました。
 米子では、「さらば島根原発」と書いた青谷の和紙で作った横断幕を掲げ、中国電力米子営業所前までデモ行進し、市民から声援を受けました。
 15日は、鳥取市で13人、米子市で10人が参加しました。
 鳥取市では、島根原発の稼働に賛成か反対かシール投票をおこない、ある男性は「原発を廃止したら電気料金が上がるのでは」と質問。参加者は「そもそも原発を導入したために電気料金があがった(建設費5000億円で減価償却16年、人件費をはじめ維持管理に膨大な固定費がかかる)」「電力を自由化して選択可能にすれば電気料金は下がる」などと答えました。