【4月21日付】鳥取市庁舎で市民の会が記者会見  耐震改修実施求める署名2万超

鳥取市の「市庁舎新築移転を問う市民の会」(吉田幹男会長)は10日、「住民投票通り耐震改修を実施するよう竹内功市長に求める」署名が、9日時点で2万人を超えたと発表しました。
 浦木清事務局長が経過を報告し、署名を取り組む中で「なんで市長は住民投票で決まったのにしないのか」「議会はなにをしているのか」「市長はリコールすべきだ」という声が聞かれる一方で、「耐震改修案は実現不可能」「修正案は43億円かかる」とした大手設計会社の報告書が浸透し、対話に時間がかかったとのべました。
 吉田会長は、現在地での耐震改修について「私たちは20億円でできると確信しているが、もっと安くというなら、いらないという声が多い地下駐車場をやめる、増築もやめて既存施設を使うことも選択肢」とのべ、議会が3点セット(本庁舎耐震改修、新第2庁舎増築、半地下駐車場建設)にこだわり、建設費を吊り上げる議論ばかりしてきたと批判しました。
 署名は、5月初旬をめどに引き続き取り組むと話しました。