【7月14日付】鳥取市庁舎で共産党が学習会  市長は新築移転を断念し耐震改修を

 日本共産党鳥取市委員会は7日、13、14の両日に予定されている竹内功市長の鳥取市庁舎「新築移転」説明会にむけて市庁舎問題学習会を開きました。
 角谷敏男市議が経過を報告し、問題点について指摘。参加者で討論しました。
 角谷市議は、①竹内市長の提案は「新築移転」案の復活。昨年の住民投票結果(市民は「耐震改修」を選び「新築移転」を否定)をくつがえすもの②竹内市長は「耐震改修」案を実現不可能(事業費が議会の示した20億8千万円の2倍かかる)と否定し「新築移転」を主張。一方で「耐震改修」案は住民投票後、市民の声を聞いて見直すことを市議会全会一致で決めている―とのべ、「耐震改修案は実現不可能と言う前に、市民に意見を聞くのが筋だ」として、「新築移転」案の撤回を呼びかけました。
 参加者は「市民意識調査(今年4、5月)でも『耐震改修』を求める声が『新築移転』を上回った」「市民の新築移転反対の意識は変わっていない」「市民に聞けば、地下駐車場はいらないという声が返ってくる」など活発に議論しました。
 議会が提案した「耐震改修」案は、①本庁舎の耐震改修②新第2庁舎の建設③半地下駐車場の建設―の3点セットで市民のなかには異論があります。