【7月28日付】共産党3から8議席に大躍進

 21日に投開票された参院選で、日本共産党は、比例代表選挙での「5議席絶対確保」の目標を達成し、三つの選挙区で勝利して、改選前の3議席から8議席へ大躍進しました。参議院で非改選と合わせて11議席となり、議案提案権を得ることができました。日本共産党をご支援いただいた有権者のみなさんに、心からお礼を申し上げます。
 比例では、515万4055票(得票率9・68%)を獲得し、前回参院選の356万票を159万票、昨年衆院選の369万票を146万票、それぞれ上回りました。
 選挙区では、東京(改選5)、大阪(改選4)、京都(改選2)で議席を回復。神奈川(改選4)では4位当選者の得票の96・52%まで迫りました。沖縄(改選1)では、推薦候補の糸数慶子氏が自民党に勝って当選を果たしました。
 岩永なおゆき氏(参院鳥取選挙区候補)は22日、参院選での日本共産党の大躍進を受けてJR鳥取駅北口で街頭宣伝。自民党の暴走を許さず、消費税の増税、原発の再稼働・輸出、TPP参加、憲法改悪を阻止するなど選挙公約の実現に全力を尽くすと訴えました。
 鳥取県では、比例票を前回参院選の1万4235票(得票率4・59%)、昨年衆院選の1万5276票(得票率5・21%)から大きく伸ばし、1万9707票、得票率7・16%を獲得しました。選挙区では、1万9600票、得票率7・10%を獲得しました。
 参院選(改選121)は、自民党が65議席と圧勝し、民主党は17議席に激減しました。
 日本共産党は、1970年代、90年代後半の2回にわたって、国会の議席の大幅増を果たすなど、〝躍進の波〟をつくりだしてきました。今回の躍進は、〝第3の躍進の波〟の始まりともいうべき歴史的意義をもつものです。