【8月18日付】共産党 市谷県議らが災害調査  豪雨災害の国の補助対象拡大を

 日本共産党の市谷知子鳥取県議は7日、県内の豪雨災害現場を調査しました。大山町の大森正治町議、南部町の真壁容子、亀尾共三、植田均の各町議、福住英行西部地区委員長が同行しました。
 調査したのは、8月1日に水田のあぜが崩壊した大山町下市地区、7月15日に阿弥陀川の仮設道が流された同町坊領地区、寺谷川の洪水で民家が全壊した南部町下中谷地区、赤谷川の洪水で簡易水道管理道の橋が流された同町赤谷地区です。
 下市地区のあぜの崩壊は、概算復旧工事費300万円を見込み、工事費が40万円以上で国の補助対象となります。
 同行した山下一郎農林水産課長は「40万円未満は国の補助対象外で町85%と農家15%の負担になります。補助対象を20万円以上にするか、町単位でまとめて補助するようにしてほしい」と要望しました。
 民家1戸が全壊し、水田が大量の流木と土石で埋まった下中谷のあご牛集落では、見回りに来た森林所有者が「砂防ダムの上流にたまっていた流木、土石が一気に流出したようだ」と話しました。
 市谷県議は、倒木や間伐材を放置している森林や砂防ダムの管理の仕方の見直しが必要だと指摘しました。