【8月18日付】鳥取市で原爆死没者追悼・平和祈念式典  一日も早く核のない世界を

鳥取県原爆被害者協議会は6日、鳥取市さざんか会館で被爆68周年鳥取県原爆死没者追悼・平和祈念式典を開き、県内の被爆者、遺族、行政関係者など約70人が参列しました。
 昨年度に亡くなった被爆者21人の名簿が奉納され、県内の原爆死没者は987人となりました。県内の被爆者健康手帳所有者は3月末現在、385人です。平均年齢は82・57歳です。
 足芝忠夫会長(87)は「核兵器廃絶を声を大にして叫び続け、再びヒバクシャを生みだしてはならない。福島のような原発事故が再び起きないよう施策をとり、活断層等の問題のある原発を再稼働させないなどの課題もある。一日も早い核も戦争もない平和な世界を実現したい」と追悼の言葉をのべました。
 日本共産党を代表して岩永尚之県書記長が献花しました。