【8月18日付】鳥取県に福島の子どもたちを招く  ポニーに乗り自然を満喫

八頭船岡農場は、原発事故の影響に苦しむ福島の子どもたちを鳥取県内に招き、5日から16日まで自然に触れ合ってもらうキャンプを行いました。
 鳥取大学卒業生らでつくる「みちのく応援隊」が参加者を募集し、ポニー牧場を経営するハーモニィカレッジ(大堀貴士理事長)が受け入れて、2011年から毎年実施しています。
 子どもたちは5日朝、福島を出発し鳥取に夕方到着。エリザベス・サンダース・ホーム別荘(岩美町)に宿泊し、8日まで海水浴やサーフィンを楽しみました。9日からは、八頭町の八東体育文化センターや民家、テントに泊まりながらポニー牧場での乗馬や川遊びをして、16日朝、福島に帰りました。キャンプファイヤー、イモ掘り、そうめん流し、沢登りなどの企画もありました。
 福島から来たのは、小学4年生から中学1年生までの男女5人。地元や関西から来た子どもたちといっしょに遊びながら交流しました。
 伊達市からきた菅野竜杜くん(11)は、妹と2人で参加しました。「学校のプールも海も泳いでない。海水浴ができてよかった。乗馬もよかった」と話しました。