【9月22日付】市民共同発電所で会合 エネルギーの地産地消を

 「えねみら・とっとり」(エネルギーの未来を考える会)は4日、鳥取市で市民共同発電所づくりについて話し合いました。
 「賀露おやじの会」の藤田充理事長が智頭町の地域通貨「杉小判」や薪割りボランティアでもらえる「モリ券」について特別講演しました。
 「杉小判」は、間伐材1㌧に付き6千円分を発行。原資は、チップ業者への販売収入3千円と町補助金・寄付金・ボランティア間伐などによる3千円で、町内での買い物に使えます。「モリ券」は、間伐材でつくった薪が買えます。
 藤田氏は「エネルギーを木材や太陽光に変えれば、石油など海外に出て行くお金を地域内で循環させることができ、地域経済の発展につながります」と話しました。
 「えねみら・とっとり」は、県の補助金(設置費の2分の1)を受け、市内の空山ポニー牧場の馬舎に10・48㌔㍗の太陽光発電施設を設置する計画です。
 話し合った結果、広く市民に呼びかけて「とっとり市民発電プロジェクト実行委員会(仮称)」をつくり、出資者と寄付を募ることを決めました。