【10月13日付】共産党 「田舎暮らしの応援団」と懇談  農業をベースに仕事興しを

 日本共産党県委員会の岩永尚之書記長、水津文恵常任委員は9月27日、倉吉市の「大鳥屋」を訪れ「田舎暮らしの応援団」理事の福井恒美氏と懇談しました。石村智子中国ブロック国民運動委員長が同席しました。
 東京からUターンした福井氏は、カフェや移住者支援、古民家「大鳥屋」活用によるまちづくり、農産物のリアカー販売などを手がけています。
 岩永氏は、少子高齢化、過疎化がすすむ鳥取の現状をどう打開するか聞きました。
 福井氏は、「空気も水もうまい。人口密度がスイスよりも小さく贅沢な地域」と県外に紹介しているとのべ、「耕作放棄地」や「危険家屋」も住む人が現れると農地や住まいに変わり、活性化に寄与できると指摘しました。
 石村氏は、若い人が田舎で仕事をして暮らせるか聞きました。
 福井氏は、自ら作ったり近所の農家から仕入れた野菜やコメをリアカーで販売し、旧市街地の住民との結びつきを広げている体験を語り、「移住者には、仕事、住まい、子育て、仲間づくりの支援が必要。農業だけでは食べていけないが、6次産業化や住民サービス、コミュニティづくりとセットで仕事にできるのでは」と話しました。