【3月2日付】日本共産党鳥取県委員会が県党会議  いっせい地方選挙・中間選挙必ず勝利を

 日本共産党鳥取県委員会は2月23日、三朝町で県党会議を開き、県総合計画を決定し新県委員を選出しました。
 小村勝洋県委員長は、「自共対決」時代の本格的始まりのもとで安倍政権の暴走と正面から「対決」し「対案」を示し「共同」を広げ、中間選挙・いっせい地方選挙で必ず勝利し、民主的政権の実現をめざして2010年代に「党勢倍加」「世代継承」をやりとげるために県総合計画を決定し、実践の先頭に立つ県委員を選出することが、県党会議の目的だとして活発な討論を呼びかけました。
 社会全体の力関係では、秘密保護法、消費税増税、靖国神社参拝、集団的自衛権行使容認の解釈改憲、TPP、米軍基地・オスプレイ押しつけなど安倍政権の暴走は、国民多数の声に背き、自民党内部や保守層の中にも深刻な矛盾を生みだしているが、自民党政治批判の受け皿となる政党が共産党しかなくなっていると指摘。
 4月の鳥取市長・市議補選は、住民投票の結果に反する市庁舎新築移転をすすめる竹内市政の転換が問われているもとでの選挙であり、市長選は「市庁舎問題で住民投票の結果を尊重して耐震改修をすすめる党の立場に、鉄永幸紀候補が一番近い」が、対応は党員一人ひとりの自主的判断に委ね、本庁舎位置条例において新築移転を許さない陣地を守るために、市議補選に全力を尽くす方向で検討していると報告しました。
 青年、労働者、農業者、自営業者、議員・候補から発言があり、結語に立った小村県委員長は、家族農業をつぶす自民党新農政など、世界の流れへの逆行を許してはならないと強調しました。新役員は次の通り。
(敬称略)
 ▽委員長=小村勝洋(59)=再=▽副委員長=市谷知子(46)=再=▽書記長=岩永尚之(57)=再=▽常任委員=水津岩男(64)、水津文恵(64)、田中克美(66)、塚田成幸(50)=以上再=、冨谷行夫(64)=新=