【3月2日付】鳥取・米子で「建国記念の日」に考える 戦争は終わっていない  従軍慰安婦問題

 鳥取県では2月11日、鳥取市と米子市で「建国記念の日」に考えるつどいが開かれました。
 鳥取市革新懇は、鳥取市でつどいを開き、朝野保代表が「憲法違反の秘密保護法―日本国憲法その生い立ちから」、京都大学「こころの未来研究センター」研究員の千石真理氏が「戦争はまだ終わっていない―韓国の従軍『慰安婦』との出会いから」と題して講演しました。
 千石氏は、昨年6月に韓国で開かれた仏教徒の学会に参加し、ナヌムの家で元従軍『慰安婦』の話を聞いた経験を語りました。
 「戦争は終わっていなかった。『慰安婦』や南京大虐殺、日本人が東アジアでなにをしてきたか、知らないのは日本人だけ。世界の人々は知っている」とのべ、過去を認めて謝罪し再び戦争の過ちを繰り返してはならないと訴えました。
 西部地域革新懇は、米子市でつどいを開き安田寿朗弁護士が「特定秘密保護法の罠(わな)をみやぶり、廃止に追い込もう」をテーマに講演しました。(次週掲載)