【3月23日付】鳥取大学で民青が受験生と対話・宣伝  生活費や学費・奨学金に不安

 民青同盟鳥取県委員会(岡田正和委員長)は11日、鳥取大学前で宣伝し受験生と対話しました。
 アンケートで「大学生活でやりたいこと」は、①資格をとるなど就職の準備②専門学問③友だちつくり―「不安」は、①生活費②就職難、友だちづくり、学んだことを将来に生かせるか―「関心があること」は、①原発や再生エネルギー、いじめ・受験競争など教育の改善、オリンピック②貧困と格差―でした。民青の活動では、被災地ボランティアが関心を集めました。
 愛媛県出身の受験生は「伊方原発の近くに住んでいるので、どうしたらいいか悩んでいます」と話しました。
 大学生活への不安では、「学費が高い」があり、学費については「親に負担をかけるので申し訳ない」「私立大学の学費を減らしてください」などの解答がありました。
 広島県出身の受験生は「関西大学や中央大学の二次試験は合格しましたが、親が国立に行けというので…」と話しました。奨学金を借りているという鳥取県の受験生は「返済期間を長くしてほしい」と解答しました。
 岡田県委員長は「ヨーロッパは学費がほとんどかからないと知っている受験生もいて、学費問題や奨学金問題は学生にとって大きな問題だと改めて感じました」と話しています。