【5月11日付】鳥取市で憲法共同センターが訴え  情報隠しで命と健康が危険に

 憲法改悪反対鳥取県共同センターは3日、JR鳥取駅北口で宣伝・署名活動をしました。25人が参加し、リレートークや紙芝居で憲法を守ろうと訴えました。
 県労連の植谷和則事務局長、民商県連の奥田清治会長、平和遺族会の市谷尚三さん、鳥取市「9条の会」の小橋太一事務局長、「特定秘密保護法に反対する鳥取県の会」呼びかけ人の山中幸子さん、日本共産党の伊藤幾子鳥取市議が訴えました。
 山中さんは、情報隠しで人権と命、健康が危険にさらされていると警告しました。
 安倍首相は「汚染水は完全にコントロールされている」とオリンピック招致で演説したが、東電はその2カ月前の昨年7月、福島第1原発の地下水が放射性ストロンチウムによって高濃度に汚染されていた(500万ベクレル/㍑)ことを隠し、公表したのは5カ月後の今年2月だったこと、その2月に2億3千万ベクレル/㍑のストロンチウムなどの放射性物質を含む汚染水100㌧がタンクから流出したことを紹介。
 メルトダウン(炉心融解)の公表も2カ月遅れ、小児被ばくの測定(ホールボディーカウンター)も後回し、福島原発事故の地震による被害は精査せず、事故原因も究明しないまま原発を再稼働しようとしていると安倍政権を批判しました。