【6月8日付】共産党 集団的自衛権行使に反対  他国のために戦争するのか

 日本共産党鳥取県委員会は5月27日、JR鳥取駅北口で集団的自衛権行使に反対する宣伝をしました。
 岩永尚之書記長は「集団的自衛権行使とは、日本が攻撃されていないのに自衛隊が海外に出て他国防衛のために戦争をすることだ。アメリカの戦争に巻き込まれる」と指摘。石破茂自民党幹事長も日本が海外で戦争をすることになる(地球の裏側まで行く、多国籍軍に加わる)と認めていると強調し、立憲主義否定の解釈改憲を許してはならないと訴えました。
 集団的自衛権が行使された戦争は、アメリカのベトナム侵略やソ連のアフガニスタン侵略など、大国による違法な戦争だったとのべ、このような戦争に日本も加担し、「アメリカのために日本の若者の血を流させていいのか」「殺し、殺される国にしていいのか」と問いかけました。
 日本のやるべきことは、憲法9条を生かし、北東アジアで東南アジア友好協力条約のような紛争を戦争にしない、話し合いで解決する平和の枠組みをつくることだと強調しました。