【6月8日付】米子市で保育講演会 よりよい保育の運営基準を

 よりよい保育を求める鳥取県実行委員会は5月25日、全国保育団体連絡会の実方伸子事務局長を講師に、米子市で子ども・子育て支援新制度について学習会を開きました。保育・教育関係者や自治体職員、議員などが参加しました。
 実方氏は「国は来年4月から実施するとして作業を進めていますが、詳細がわからないため市町村の取り組みは遅れています。しかし、多くの自治体が9月議会には必要な条例を上程する予定であるため、各地で国以上の運営基準にさせる取り組みが必要です」と提起しました。
 参加者から「新制度における県の役割は何か」、「公立の認定こども園について詳しく知りたい」、「町長が保育所型認定こども園を検討しているがどうか」などの質問が出され、実方氏が丁寧に答えました。
 当日は合わせて、「子ども・子育て会議委員」の情報交換会もおこなわれました。