【6月8日付】鳥取・米子・倉吉で金曜日行動  大飯原発差し止め判決生かし原発やめよ

 鳥取県では5月30日、JR鳥取駅北口に10人、米子市文化ホール前に7人が集まり、原発反対の金曜日行動をしました。
 米子では、中国電力米子営業所までデモ行進し、原発ゼロ、再稼働反対を訴えました。
 23日は、JR鳥取駅北口に12人が集まり、 再稼働申請中の原発には地下水流入対策がなく、メルトダウンし原子炉格納容器が破損する事故が起きれば、福島原発事故の二の舞になると指摘し、「地下水流入は防げない」(原子力規制委員会の田中俊一委員長)と言うなら、再稼働すべきではないと訴えました。
 鳥取市原水協の小橋太一事務局長は、大飯原発再稼働差し止め訴訟で、運転差し止めを命じた福井地裁が「住民らの人格権と電力の安定供給やコストをてんびんにかけた関電の議論を厳しく排斥」し、「福島原発事故と同様の事故の具体的危険性が万に一つでもあるかの判断は、裁判所に課された最も重要な責務」だとして、冷却機能喪失の危険性、使用済み核燃料プールの脆弱性などを指摘したことを紹介。すべての原発の再稼働をやめ、廃炉にするよう訴えました。
 16日は、JR鳥取駅北口に15人、米子市文化ホール前に11人、JR倉吉駅南口に2人が集まりました。
 漫画「美味しんぼ」で双葉町前町長の井戸川克隆氏が鼻血や疲労感を訴え「被ばくしたからですよ」とのべたこと等について、「風評被害」を広げるという批判が集中しているが、鼻血に関する疫学的調査もされず、多くの県民の健康不安に応えるためにも、公の機関が責任をもって、長期間の県民健康調査を実施すべきだと訴えました。