【8月24日付】鳥取県原爆死没者追悼・平和祈念式典一日でも早く戦争のない世界を

鳥取県原爆被害者協議会は6日、鳥取市さざんか会館で被爆69周年鳥取県原爆死没者追悼・平和祈念式典を開き、県内の被爆者、遺族、行政関係者など約100人が参列しました。
 昨年度に亡くなった被爆者20人の名簿が奉納され、県内の原爆死没者は1007人となりました。県内の被爆者健康手帳所有者は3月末現在、369人で、平均年齢は83・36歳です。
 田中一朗会長(85)は「人と人との絆と核兵器のない人間社会の実現に心がけたい」と追悼の言葉をのべ、同協議会は「近い未来には、必ず核廃絶の声を聞けることを信じ、一日も早く戦争の無い平和と安らぎの日を迎えることを誓う」との平和宣言を採択しました。
 日本共産党を代表して、市谷知子県副委員長(県議)が献花しました。