【10月5日付】市庁舎新築移転方針に「市民の会」抗議 市民の選択は耐震改修

 鳥取市の「市庁舎新築移転を問う市民の会」(八村輝夫会長)は9月25日、市議会特別委員会が市庁舎の新築移転方針を決めたことに対し、中西照典委員長に抗議し、深沢義彦市長に民意を尊重するよう申し入れました。
 「市民の会」は、19日の特別委員会の採決で市立病院跡地での新築に賛成4、反対4の同数となり、委員長の裁決で新築移転方針を決定したことを批判。12年5月の住民投票で耐震改修が6割を超したことを指摘し、特別委員会として耐震改修の調査検討をするよう強く求めました。
 さらに、深沢市長に対して11月16日投票の市議選前に決着をはかるのではなく、市議選で耐震改修か新築移転かを問うた上で、判断を下すよう申し入れました。