【12月21日付】大平候補が有機農家と懇談 日本の農業守る価格保障を

 日本共産党衆院比例中国ブロックの大平よしのぶ候補は10日、鳥取市で有機農家の梅実一夫氏と懇談、鳥取市女性後援会の集い、鳥取医療生協後援会の決起集会に参加しました。


 梅実氏は、生物を殺す化学肥料や農薬は、人間にとっても毒であり、化学肥料も農薬も使わない農業を全国に広めたいと抱負を語りました。


 有機米は注文販売しており、消費者によって価格が支持されているが、米価は市場原理で暴落し「金をつぎ込んで先祖伝来の農地を維持するために農業をしている」状況だと指摘し、政府の責任で米価を維持する制度の創設を訴えました。



 大平候補は、党として農家が安心して再生産できるコメの価格保障を実現したいと応じました。


 梅実氏は、医食同源で安全な食べ物を食べることで健康を維持できるとのべ、安全なものを消費者に届ける努力が農家に求められると強調。コメの価格維持は、農家の努力と政府の政策の両方が必要だと指摘しました。


 有機米の収量は一般米の6~7割と少なく、栽培面積を広げることが生産調整の方法の一つだと提起しました。


 大平候補は、女性後援会の集いで妻の由美子さんが新婦人広島県本部の事務局長をしていることを紹介。子育て真っ最中で、大平候補が家族3人分の朝食と弁当を作っていることを紹介しました。