【1月18日付】鳥取・米子で金曜日行動 子どもを放射能から守ろう

 鳥取県では9日、JR鳥取駅北口に9人、米子市文化ホール前に5人が集まり金曜日行動をしました。米子市では中国電力米子営業所までデモ行進しました。


 米子市では、昨年に島根原発を原子力規制委員会が視察したことに対し、「とんでもない。再稼働&稼働は許しません」と批判。「東電の決算は黒字です。福島の被害者に真面目に向き合うべきです」「原発がなくても電気は賄えます」と訴え、ドライバーや沿道から応援がありました。


 鳥取市ではニュースを配り、子どもを放射能の健康被害から守ろうと訴えました。


 福島県で事故当時18歳以下の子どもの37万人を対象におこわなれた甲状腺の1回目の検査で、2013年までに29万6千人が受け、悪性または悪性の疑いが109人と診断され、86人が手術を受け、84人が悪性だったと報告。


 昨年4月から実施している2回目の検査で1回目の検査で異常なしとされた4人の子どもが甲状腺がんの疑いと診断されたとして、「有識者検討委員会は、放射線の影響は考えにくいというが、福島以外は、小児甲状腺がんの診断は実施されていない。腫瘍が急速に進行したことは、切迫した状況だ」と訴えました。