【2月22日付】鳥取・米子・倉吉で金曜日行動 南海トラフ地震前後に山陰で大地震

 鳥取県では6日、JR鳥取駅北口に8人、米子市文化ホール前、JR倉吉駅南口に数人が集まり金曜日行動をしました。米子市では中国電力米子営業所までデモ行進しました。


 鳥取市ではニュースを配り、鳥取県から島根県にかけて地震を起こす「ひずみ集中帯」が確認され、島根原発は稼働させるべきではないと訴えました。


 


 京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、GPSの観測データを使って「ひずみ集中帯」を探し、鳥取県から島根県にかけて存在することを確認しました。


 山陰では、大きな活断層は確認されていませんが、1943年に鳥取市で起きたマグニチュード7・2の大地震の例があり、「ひずみ集中帯」が大きな地震を引き起こす可能性があります。


 南海トラフに沿うフィリピン海プレートが陸側のプレートに沈み込み、90年~150年の間隔で巨大地震が起きています。1944年に東南海地震、46年に南海地震が起き、その前に鳥取地震が起きました。


 山陰は、プレートの沈み込みで地盤が東側に移動中で、地震が断層の横ずれで起こるとされています。鳥取地震も断層の横ずれ型で、東南海・南海地震の頃に起きています。