【5月3日付】共産党鳥取県統一地方選戦全員当選-日野佐々木・日南久代・日吉津江田・三島当選

 鳥取県では、日野町議選(定数10、立候補13)が19日、投開票され、日本共産党の佐々木もとむ氏(63)=現=が4位で当選し、現有議席を守りました。

無投票で当選した日南町の久代安敏氏(59)=現=、日吉津村の江田加代(65)=現=、三島尋子(74)=現=の両氏と合わせて、後半戦全員当選です。

佐々木氏は、前回選挙から42票増の225票(得票率9・21%)を獲得。昨年衆院比例票169票(8・48%)を得票、得票率とも上回りました。
 議会の党派別構成(前回)は、共産1(1)、無所属9(9)。投票率は81・46%でした。

 選挙戦で佐々木氏は、鳥取県西部地震からの復興で町財政が苦しいなかで、国保税の1世帯5500円の引き下げ、不公正な固定資産税の同和減免廃止など、町と連携して町民のくらし応援に取り組んできたことを報告。
 高校生の通学費補助、第一子保育料(現行3分の1助成)の引き下げなど子育て支援、町民の健康を守る日野病院の経営改善に力を尽くすと決意を語りました。


 国政とのかかわりでも「安倍政権の戦争する国づくりを許してはならない」「国の悪政から住民を守り、安倍政権にモノが言える日本共産党の議席がどうしても必要だ」と訴えました。


 また、安倍政権は地方創生を言うが、コメの輸入を拡大し、TPPに加盟し、農協を解体し、農業を破壊して地方の再生はないと指弾しました。