【5月17日付】とっとり9条の会が「平和のはと風船」ー平和大国・日本を守ろう

鳥取県東部の九条の会でつくる「とっとり9条の会はと風船実行委員会」は3日、鳥取市の「わらべ夢ひろば」で「平和の鳥フェスティバル」を開きました。子ども連れの家族ら約350人が参加し、「平和のメッセージカード」を付けた1000個の「はと風船」を、大空に向けていっせいに飛ばしました。昨年は長野県まで飛びました。


 長本喜夫実行委員長は、安倍政権が自民党憲法草案の通り、憲法9条を変えて国防軍をもとうとしていると指摘し、「憲法を守るために平和のハトを飛ばそう」とあいさつしました。


 集会には、小林節慶応大学名誉教授が「安倍壊憲を阻止し平和大国・日本を守ろう!」とのメッセージを寄せました。


 映画監督の山田洋次さんや弁護士の宇都宮健児さん、エッセイストの海老名香葉子さん、日本共産党の志位和夫委員長もメッセージを寄せました。


 事務局の小橋太一氏は「昨年は、市や市教育委員会が後援を断ったが、今年は、昨年後援した市の関連機関も断った。自治体の本来の姿は、市民を守るために国にモノ申すことではないか」と話していました。