【6月21日付】八頭町議会総務教育常任委員会ー戦争法案反対陳情を採択

 八頭町議会の総務教育常任委員会は11日、憲法改悪反対鳥取県共同センター(田中暁代表)の提出した「集団的自衛権行使を具体化する『安全保障関連法案』に反対するよう求める陳情」を賛成3、反対2、棄権2の賛成多数で採択しました。


 陳情は、「安全保障関連法案」(戦争法案)は、政府の判断によって集団的自衛権を発動し、世界中で米国の戦争支援を行おうとするものだと指摘。これまで禁じられてきた「戦闘地域」に自衛隊を派兵し、「自己防護」を超える武器使用を可能にし、自衛隊の海外派兵を恒久的に行えるようにして、日本を戦争する国にする法案だと警告しています。


 陳情は、以上の理由で戦争法案に反対する意見書を国会へ提出するよう求めています。


 陳情に賛成した日本共産党の川西聡町議は、「委員会とはいえ、石破茂大臣の地元で戦争法案反対の陳情が採択されたことは大きい。本会議では与党議員が多いため、すんなりと採択とはいかないが、賛成議員を増やして採択をめざしたい」と話しました。