境港市の渋谷健治さん（78）は、安保法制特別委員会での志位委員長の質問に奮起して、美保基地のある境港だからこそ戦争法案を阻止しなければと、「しんぶん赤旗」日曜版を半月で26部増やしています。
渋谷さんは、市議を６期務め、境港民商も立ち上げました。
耳が不自由な渋谷さんは、市議や支部の人たちと組みを組んで対象者を訪ねます。相手の話を正確に聞いてもらうためです。11日は、春名なおあき参院比例候補と訪ねました。
「日本はかつてない危険な状態です。安倍首相が戦争法をつくって、アメリカの戦争に子や孫を送り出そうとしています。戦争法をつぶすことは、自衛隊員の命を救うことにもなります」と訴え、一緒に反対してほしいと日曜版を勧めています。「安倍首相はこわい。暴走を止めないといけない」。自民党の元県議会議長や元市議会議長も懸念を表明し、購読を約束しました。
渋谷さんは、近所づきあいを大切にしています。
「回ってみると、みんな生活が大変です。購読に至らなくても、戦争法案や暮らしについて話をすることが大切です」と全党員の奮起を訴えています。