【7月12日付】境港市ー戦争法案慎重審議意見書採択

 鳥取県境港市は3日、戦争法案の慎重審議を求める意見書を賛成8、反対6の賛成多数で可決しました。


 意見書は、日本共産党の定岡敏行議員、会派「きょうどう」の代表、無所属議員の3氏が本会議で提案したもので、「多くの国民が今国会での法案成立に反対する中、憲法の専門家の意見さえ無視して、法案成立が強行されるとすれば、これは、我が国の国是である立憲主義や議会制民主主義を破壊する」として国に対して「拙速な採決を行わないよう強く求め」ています。


 一方で、自民党系会派と公明党提出の「切れ目のない安全法制は必要」であり、「政府案に異論があれば代案をだして、有益な法整備となるよう務めるべきだ」といった「慎重」審議を求める決議は、賛成少数で否決されました。


 戦争法案反対の憲法改悪反対県共同センターなどの出した請願、陳情は不採択となりました。