【7月19日付】国民平和大行進が鳥取県を行進ー戦争法案反対も訴え

 国民平和大行進(富山―広島コース)が10日、鳥取県岩美町を出発しました。20日までの11日間、県内を行進し、島根県側に引き継ぎます。


 JR岩美駅前で出発式が開かれ、15人が参加しました。通し行進者の西田重好さん(60)=滋賀県平和委員会=が紹介されました。


 岩美町役場では、職員約40人の歓迎を受けました。


 榎本武利町長は「毎年、核兵器をなくそうと訴えて歩くみなさんに敬意を表します。原爆被害を受けた国として、日本が世界に核兵器をなくそうと、声を上げていかなければなりません。町も非核平和都市として取り組んでまいります。共に頑張りましょう」とあいさつしました。


 行進団を代表して西田さんがあいさつ。「私は、核兵器廃絶と合わせて戦争法案反対を訴えてまいります。日本は、戦争か平和かの岐路に立たされています。日本が戦争で誰も殺さず、殺されなかったのは憲法9条があるからです。いま9条が危機に瀕しています」とのべ、憲法を守り引き継ぐ決意を込めて、笠木透作詞「平和の暦」を歌いました。


 9日、JR東浜駅前で兵庫県からの引き継ぎ式が開かれ、兵庫県原水協の梶本修史事務局長があいさつしました。