【7月19日付】爽風ー世界を動かす被爆者と国民の運動

 11日、松山で開かれた61回目の原水禁四国大会に参加しました。5月のNPT再検討会議の最終文書で合意が得られなかったことから「決裂」「失敗」との皮相な報道が相次ぎましたが世界の流れはまったく違います。5年前と比べ核兵器禁止条約締結への賛同国は、はるかに増え、その非人道性ゆえに廃絶を訴える宣言には、NPT参加国の8割159カ国が賛同しています。これには核保有国も賛同の意を表明しています。633万もの署名に込められた日本国民の思いと被爆者の命をかけた叫びが、世界を着実に動かしています。


 翻って国会では、戦争法案を巡って衆院通過を許すかどうかの大きな山場。核兵器の使用すら容認する日本政府に、アメリカと戦争に乗り出す法律を持たせたら、それこそ世界の脅威、無法国家の仲間入りです。爆発的な世論で戦争勢力を包囲しましょう。


 10日、徳島の原発ゼロをめざす金曜日行動に参加。雨の日も風の日もお盆も正月も、ただの一度も休むことなく丸3年、今回で157回目の行動とか。主催者の一人手塚浩司さん(前県議候補)のブログを見た大学院生が「このままでは日本がだめになる危機感一杯」と自主的に参加、感動が広がりました。


 6日、2度目の下関、今回は旧豊浦町でのつどいです。あいまに川棚温泉名物“瓦そば”をいただき、森のように茂った一本のクス=“クスの森”も見学。まだ見ぬ光景に出会う旅はとても心が癒されます。


 阿南市のつどいに参加くださった小松島の後援会員。聞くと、お里が妻の実家の数軒お隣の方。親戚や地域のことで大盛り上がり、あらたな出会いも候補者活動の醍醐味です。


 7日、候補者発表以来初めて四万十市へ。立派に成長された新人の谷田みち子、大西友亮両市議と街頭演説。抜群の反応で、さすが幡多です。


 県党会議(12日)で書記長の任務を解いていただき、比例候補に専念します。新しい書記長には佐藤彰さん。高知地区の前進を支えた力を今度は全県で。青年学生のみずみずしい発言が希望を広げるすばらしい大会でした。