【8月23日付】爽風ー春名なおゆき

 小池晃副委員長が暴露した自衛隊内部文書に衝撃が走っています。早ければ8月末に法案が通ることを想定、施行の2月にはスーダンPKOに駆けつけ警護の任務を加えるなど、すでに部隊再編の計画まで検討していることが明らかになりました。防衛大臣が知らないとすれば「軍部の独走」であり許されないし、知っていたなら国会軽視、国民を欺く暴挙です。戦争法案が日本をどこに導くか、背筋が寒くなります。


 原水禁世界大会広島に参加。慰霊碑への献花に参列した党国会議員団は志位委員長を先頭に8名、躍進を実感します。祈念式典での安倍首相の心ないあいさつに「戦争法案をやめてください」とのヤジも飛びました。被爆者の平均年齢は80歳、被爆体験を引き継ぐ時間は短い。私たちができることを、そして核兵器ゼロを早く。


 今年のお盆休みは特別でした。故郷でつくられた「春名を励ます会」のみなさんが「平和のつどい」と懇親会を開いてくださったのです。高校時代の先輩や後輩、恩師、党と後援会の方々、母と帰省中の妻、次男も参加。ド緊張のつどいでしたけど、たくさんの励ましに感無量でした。15日、終戦記念日の街頭リレートークを津山市で、16日、瀬戸内市で市民共同の平和集会へ。今年の夏は「平和」一色なのです。


 私の田舎では、半径10キロ圏内にGSはJAが経営する一つだけ、一人暮らしの母は、脱穀や籾摺り、田植えを農協にお願いしています。父は40年近く農協職員でした。田舎に帰ると、農協が生産者の協同組合というだけでなく、地域を支えるかけがえのない存在だと実感します。農協解体なんて絶対ダメ。


 10日、山田豊、達田良子、上村恭子県議らと連年の豪雨災害で被害を受けた那賀川流域を調査。「1年前の災害から立ち直りかけた矢先の今年の豪雨、ダメージは大きい」と、つらい実態を詳しくお聞きしました。


 今年のよさこい祭りには、206チーム1万8千人の踊り子が乱舞、太陽より熱い土佐の祭りに酔いしれました。