【8月23日付】鳥取市の寺院で平和の打鐘ー国民の力で非戦の9条守ろう

 鳥取市の浄土真宗畢竟(ひっきょう)院で原爆が投下された広島の日の6日8時15分と長崎の日の9日11時2分、終戦の日の15日正午に「平和の鐘」が鳴らされました。打鐘は今年で7年目です。


 9日の打鐘には、3人が参加し、核兵器廃絶や戦争反対を誓いました。


 「原爆の日」と終戦記念日に二度と核兵器の使用と戦争を繰り返さないように祈り、鐘を鳴らす「平和の鐘プロジェクト」の一環で、県内では福田功さん(70)が始めました。


 福田さんは戦争法案について「国会では数の力で負けても、国会外で大きなうねりをつくって廃案にしなければ。安倍首相は米国の力を借りないと平和は守れないと言いますが、(軍事でやるのは)違います」と話しました。


 僧侶の千石知芳(真知子)さん(75)は「仏の教えは殺すなかれ、殺されるなかれ」だとして、憲法9条を守りたいと語りました。