【9月6日付】爽風ー春名なおゆき

 30日、国会周辺は12万人の参加者で騒然、高知からの参加者から「身動きが取れません」のメール。高知市でも丸の内緑地公園で1500名超の大集会。


「ママの会」の中村さん、「誰の子どももころさせない、と高知でママの会を立ち上げたら、たくさんの仲間ができた。法案を阻止して子どもの命を守りたい」。「子どもを戦場に送らない方法」と50名の夏祭りも開催されました。ピースパイオニアーズの中平さんは「戦争体験の聞き取りをしてきた。戦争はなにもかも壊してしまう。絶対反対です」と怒りを込めました。最後尾でコールを上げていた私も乗っていた宣伝カーに、若いカップルが近寄ってきて「私たちも歩いていいですか」。この日、若者の理性と行動で、日本列島は熱気に包まれました。


 28日、数年ぶりに小豆島へ。オリーブ、そうめん、寒霞渓、忘れてはならないのが坪井栄の「二十四の瞳」。おなご先生は戦地に取られる教え子たちに「名誉の戦死なんてしてはならない。生きて帰ってきて」と声を潜めて伝えます。「いまは声を潜めることなく戦争反対といえる時代です。小豆島の地から、少しの勇気の声で過ちにストップをかけましょう」。


 第2のふるさと・須崎市で「戦争法案を考える夕べ」(25日)を開いていただきました。当時妻の実家にマスオさん状態で住んでいた私、四国比例と高知3区の候補として駆け回る私たち一家を須崎のみなさんがあたたかく支えてくださいました。議席奪還でその恩に応えたい。


 観音寺市でも数年ぶりの演説会(28日)。藤田ひとし市議は徳島在住時から国政候補としてともにたたかってきた同志。元市議の安藤さん、大西さんらと旧交をあたため、20代、50代の女性が「子らを守りたい」と入党を決意。感動の集会でした。


 娘の職場、香川の協同病院でもつどい(27日)。9月復帰の娘ですが、なかなか保育園が決まらない。待機児童対策は各地で大問題です。あたたかい職員のみなさんに支えられ、親としても一安心。いつのまにか候補者というより、父親の気持ちで参加していました。