【12月20日付】辺野古座り込み - オール沖縄のたたかい実感

 9日からいせだ良子、たけだ良介、いわぶち友比例候補とともに、オール沖縄のたたかいを体感してきました。


 宜野湾市長選シムラ恵一郎候補の決起集会には会場あふれる3000名、翁長知事は「イデオロギーからアイデンティティー、これがオール沖縄」、地元金秀グループ社長は「平和とデモクラシーこそ経済発展の基礎」、稲嶺名護市長は「安倍首相の三本の矢を翁長、稲嶺、シムラの三本矢で破る」―登場者、発言内容ともにオール沖縄そのもの。会場の熱気にも圧倒されました。


 辺野古ゲート前での座り込みは522日目、高江のヘリパット建設阻止の座り込み監視行動は実に2007年から続いているそう。高知の仲間からのカンパ、「辺野古に新基地はいらんぜよ」の檄布を手渡し一緒に座り込み。沖縄県民は違法、不法は許さない、新しい基地は断じて作らせない―不屈という言葉では言い尽くせない鬼気迫る意志を感じました。


 普天間ではオスプレイが市街地上空を固定モードからヘリモードに転換し着陸、嘉手納では、F16戦闘機が轟音でタッチアンドゴーを強行。極めて挑戦的、「ここは戦場だ」と直感、なにが基地負担の軽減か。


 平和祈念公園で沖縄戦の犠牲者の方々に祈りをささげ、「悲劇を再び繰り返させない」と誓ってきました。


 13日「まもろう平和 なくそう原発inこうち」集会へ。制服向上委員会の13歳から21歳の4名のメンバーが安倍政権と自民党への痛烈な批判を爽やかにかわいらしく歌ったことにおじさんは度肝を抜かれました。3・11以後の高知の共同の集大成ともいえるすばらしい集会でした。


 7日、大島、生名島、佐島、弓削島を巡る“瀬戸内キャラバン”。澄み切った空気、潮風に乗って響き渡る演説の声、穏やかな漁村の風景。私にとっては“ストレス解消キャラバン”でした。


 「母と暮らせば」を鑑賞。この世とあの世で織りなす人の交わりが、生き続けることの重み、原爆の非人間性を語りかけてくる、心があたたかくなる佳作に涙腺は緩みっぱなしでした