【1月10日付】若桜町長と米軍機低空飛行で懇談 - ドクターヘリとの事故が一番心配

日本共産党鳥取県委員会の岩永尚之書記長、国会議員団中国ブロック事務所の倉本淳子氏は12月14日、若桜町を訪れ、米軍低空飛行問題で小林昌司町長と懇談しました。中尾理明町議、低空飛行解析センターの大野智久所長が同席しました。


 岩永氏は、11月30日午後2時42分と50分に米艦載機とみられる戦闘機4機が若桜町を低空飛行した際に携帯電話で撮影したことを報告し、「近くのスキー場から骨折した患者を運ぶドクターヘリと遭遇する危険がある」と指摘しました。中尾町議は、これまで経験した中で最悪の低空飛行だったとのべました。


 小林町長は「ドクターヘリの事故を一番心配している。せめて、いつ飛ぶのか事前連絡がほしい」とのべ、低空飛行訓練の中止や騒音測定機の設置を国に求めていると説明。役場職員が撮影した映像データを大野氏に提供しました。


 大野氏は、いつ、どこを、どのように(高度、音量など)飛んだか、事実を示して追及することが重要だと指摘。米軍からの事前連絡は国土交通省に届いているが、政府が自治体に伝えない問題や、ドライブレコーダの複数個所の設置、自治体間の連携を強調しました。