【2月21日付】 戦争法廃止鳥取市議の会が講演会 ― 戦争法は廃止しかない

「憲法違反の安保法制廃止をめざす鳥取市議会議員の会」は9日、鳥取市で初の講演会を開き、市民ら140人が参加しました。

 

県弁護士会憲法委員会委員長の大田原俊輔弁護士が「安全保障法制は、なぜ憲法違反か」と題して講演しました。


 「議員の会」は昨年10月に日本共産党の伊藤幾子、角谷敏男、岩永安子の3市議を含む超党派の議員有志で結成し、毎月駅頭で戦争法廃止を訴え。現在は10人程度に増え、議会の3分の1を占めています。


 大田原氏は立憲主義について「価値の根源は個人にあり、個人のために国家がある」と指摘。戦争は国家が個人に死と殺人を強いるものであり、その痛切な反省のもとに日本国憲法がつくられたとして、戦争法の違憲性を痛烈に批判しました。


 憲法9条をめぐる通説は、第1項は侵略戦争を放棄し、第2項で自衛戦争も放棄しているが、最低限度の実力として自衛隊を容認してきたと説明し、「集団的自衛権を行使すば、他国を侵略できる戦力を備えることになり第2項違反だ」とのべ、「後方支援」は他国の武力行使と一体化し、任務としての武器使用は戦力とみなされ、憲法違反の疑いが濃厚だと指摘しました。


 戦争法には、法律の根拠となる立法事実がなく、立法事実なしに人権を制約する法律は憲法違反であり、その点だけでも廃止に値すると警告しました。


 講演を聞いた男子大学生(19)は「安保法制の問題点について詳しく学びたい」と話し、大田原氏に講師依頼をしていました。