【3月20日付】鳥取市で反原発映画とトークシェア - 微力は集まれば大きな力になる

 鳥取市で12日、原発デモのドキュメント映画「首相官邸の前で」上映とトークシェアが開かれました。主催したのは市内で喫茶店を営む渋谷太樹さん(32)。


 上映後、参加者で原発の理不尽さや原発再稼働をすすめる安倍政権への怒りなどを語り合いました。


 女子大学生(22)は「こんなデモがあったとは知らなかった。(今の日本が)変な世の中だと気づいた。周りの人は無関心でどうアクションしていったらいいのかと思う」とのべました。


 別の女子大学生は「テレビ、新聞などメディアの影響力は大きく、報道しないメディアに怒りを感じた。このような映画が市民の寄付と協力で作成されたことに希望を感じる」と話しました。


 安保関連法に反対するママの会@とっとりの女性は「安保法案反対デモも地方紙に無視された。微力は無力ではない。動いたら何かが変わる」と訴えました。


 また、「保育園落ちた」女性のブログを例に一人でも声を上げることが政治を動かすことにつながることなど話し合われました(ブログが反響を呼び、国会で取り上げられ、安倍首相が「待機児童ゼロを実現させる決意」を表明)。