【8月14日付】 爽風 春名なおあき

 昨年に続いて原水禁世界大会、広島市主催の平和記念式典、党代表団の慰霊碑への献花に参加しました。式典で二つの涙が私の頬を伝いました。一つは、子ども代表の2人が「被爆者のみなさんの平均年齢は80歳を超えました。私たちには被爆の実相を知らせる義務があります」と語ったことへの感動の涙。もうひとつは、安倍首相の被爆者への思いも、核兵器をなくす具体的な提案もなにもない無味乾燥なあいさつに対する怒りと憐みの涙です。大会は、26か国89名もの外国代表団、全国各地5500名の核兵器廃絶への思いを込めた参加者で熱気むんむん。2度と再びヒバクシャを生まない、その唯一の保障は核兵器の廃絶-この全国・全世界で沸き起こる熱いエールを交歓しました。


 党創立94周年記念講演会で志位委員長は「綱領を平素から語り広げよう」と。たしかにそうです。今回ほど良くも悪くも綱領が焦点にあたり語られた選挙はありませんでしたから。自衛隊と憲法の関係、統一戦線の考え方など、国民のみなさんの懐に深く広く飛び込んで語り合い疑問を解決し、ともに前に向かい歩んでいく。この営みが未来を拓くカギとなるのです。


 次の焦点は、2年半後までに必ずある総選挙です。四国ではまたしても議席を得ることができませんでした。いつまでもこの状態を放置することはけっしてできません。県議を辞して挑戦してくれる白川容子さんをなんとしても国会に送らねばなりません。四国4県の覚悟と構えが問われます。定数6に、平和と庶民の議席を必ず―6日に開いた香川の参院選慰労会はさながら総選挙の決起集会へ。「四国はひとつ」と燃えに燃えてたたかいましょう。


 今回の爽風をもっていったん連載を終了させていただきます。毎週悪戦苦闘しながら書き続けられたのは、なによりも読者のみなさんの励ましのおかげ。拙文にお付き合いくださり感謝の言葉しかありません。また新しい形でお目にかかれることを願いながら、ペンを置かせていただきます。


 暑さ厳しい折、どうかお体をご自愛ください。