【9月11日付】大平衆院議員が民主団体と懇談ー戦争する自衛隊へ勧誘は深刻

 日本共産党の大平喜信衆院議員は1日、鳥取市で民主団体や党地方議員から要望を聞き、懇談しました。市谷知子県議、伊藤幾子、岩永安子の両鳥取市議らが参加しました。


 市谷県議は、航空自衛隊美保基地へ新型空中給油機KC46Aが2020年以降、3機配備される計画について「美保基地には西日本で唯一、輸送航空隊がある。防衛省は、配備理由を『安全保障環境が一層厳しさを増し、防衛体制の強化、実効的な抑止、海上及び航空優勢の維持のため』と説明しているが、オスプレイにも給油可能で米軍機への給油も否定していない。戦争する国づくりの一環だ」と指摘し、配備への反対を主張しました。


 伊藤市議は、鳥取市が自衛隊へ適齢者情報(名簿など)を提供し、7月には自衛隊鳥取地協の募集担当が高校生宅を訪問し勧誘活動をしていることがわかったとして、海外での戦闘任務を付与された自衛隊の募集事務に協力しないよう市に要請したいとのべました。


 参加者は、合区を口実とした憲法改定問題、給付型奨学金の実現、医療費減免の国保料完納条件の除外、学校トイレの改修、義務教育学校の問題などで要望。大平氏は、憲法に抵触しない合区解消を研究したいと答えました。