【9月18日付】共産党県委員会が美保防衛事務所に申し入れー新空中給油機配備中止を

 日本共産党鳥取県委員会と県議団、西部地区委員会は6日、米子市の中国四国防衛局美保防衛事務所を訪れ、2020年以降に予定されている航空自衛隊美保基地への新型空中給油機KC46A3機の配備を中止するよう申し入れました。


 福住英行衆院2区候補(西部地区委員長)、市谷知子、錦織陽子の両県議、安田共子境港市議、又野史朗米子市議候補、美保平和委員会の明石孝男会長が参加しました。美保防衛事務所の北崎聖生所長が応対しました。


 福住氏は、KC46Aはオスプレイにも給油可能で、安保法制によって米軍機への給油もでき、自衛隊がアメリカの戦争に参加させられ、共同作戦と訓練が激化し、住民が危険にさらされかねないと批判。錦織県議が「地元(県、境港・米子市、議会、地元自治会)が反対したら中止するのか。米軍機に給油しないと言えるか」と問うと、北崎所長は「理解と協力が得られるよう説明し努力する。米軍機への給油は否定しない」と答えました。


 明石会長は、来年3月までに美保基地に新型輸送機C2が3機配備されると指摘し、KC46Aと一体的に運用すれば、中東やアフリカまで軍事物資を運べると指摘しました。