【9月4日付】鳥取県に共産党が9月補正予算要求ー障害者が排除されない社会を

 日本共産党鳥取県議団の市谷知子、錦織陽子の両県議は8月22日、平井伸治知事に9月補正予算について要望しました。


 市谷氏は、安倍政権が参院選中に憲法改定にふれず、選挙後に自民党改憲草案をベースに議論すると表明したことに対し、国民は白紙委任したわけではないとして、平井知事に自民党案に沿った改憲に反対の意思表示を求めました。


 合区については反対の立場から、比例代表を中心とした制度による合区の解消を主張しました。


 さらに、相模原市障害者施設殺傷事件を受けて、障害者が人として尊ばれ、排除されることがない社会の実現をめざすこと、「かちみ園」の虐待事案(障害者の閉じ込め)の原因解決のために、問題行動のある強度行動障害者のいる障害者施設への支援体制を強化するよう求めました。


 錦織氏は、淀江産廃最終処分場計画について、住民説明会に計画の概要版だけではなく、詳細版を提出するよう求めました。


 平井知事は「改憲の動きは注視したい。合区は地域代表の確保を働きかけたい。障害者施設は人権に配慮して安全対策をとりたい。産廃は県環境管理事業センターに伝える」と答えました。