【10月2日付】共産党が防衛省交渉-自衛隊家庭訪問は問題あり

 日本共産党の市谷知子、錦織陽子の両鳥取県議、又野史朗米子市議候補は9月12日、国会内で防衛省に対し、航空自衛隊美保基地への新空中給油機KC46A配備や自衛隊募集の家庭訪問を中止するよう求めました。大平喜信衆院議員が同席しました。


 防衛省の担当者は、KC46Aの配備は国内初で、予定の3機全てを2020年以降に美保基地に配備すると表明。戦闘機以外にオスプレイにも給油でき、米 軍機への給油も排除されないと答えました。空中給油訓練は、最寄りの日本海海上の「訓練空域U」で行うとしながら、戦闘時には即発進できるよう待機飛行す るとして民家上空での空中給油を否定しませんでした。


 鳥取市などが18歳情報を防衛省に提供していることについて担当者は「情報提供は防衛省からの依頼であり、自治体は拒否できる。本人からの申し出があれ ば、自治体の判断で情報提供しなくてよいし、防衛省も名簿から削除する」と説明。「提供された名簿を使っての家庭訪問は本人の希望がない限りやらない」と のべ、自衛隊鳥取地方協力本部が自治体提供の情報をもとに家庭訪問するのは、ゆきすぎで問題であることが明らかになりました。