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鳥取県倉吉市で2日、中部9条バンド主催の平和コンサートが開かれ、各人、各バンドが平和への思いを込めて歌いました。今年で7年目です。
9条バンドボーカルの三谷千鶴さん(64)は「いま、日本は戦争に向かっていて、もう戦争は始まっていると思います。まだ、ものが言えるから、今だよ。戦争になったら子どもたちが犠牲になる。人間は言葉を持っているので、話し合って物事を決めるべきです」と話していました。
武部仁さんは、「きのう私の孫が戦場に向かった/嫁と子ども2人と私を残して/…新しい法律で、憲法で戦争はしないと決めていたにも関わらず/アメリカの戦争を応援することにした…/徴兵制が復活した2030年」(『徴兵制』)と歌いました。
西村弘命さんは「米国の戦争を支持し、加担している私たちの責任が問われる。そこに正義はない」と吐露。
「国境よ なくなれ この世界から…/ふりかざした正義の裏側で/死んでゆく人々の声はかき消されてゆく…/夜空にばらまかれたミサイルが/人間が人間を殺すために…/命の営みを壊さないでください/愛する営みを壊さないでください」(『国境』)と歌いました。