【10月23日付】八頭町で手づくりまつり-全国から手づくり職員が集結

 八頭町で15、16の両日、鳥取クラフトキャンプin八頭が開かれました。陶芸、ガラス細工、革細工、染物、木工、あめ細工、飲食など約100店が出店しました。


 実行委員長の青木学さん(35)は「大量生産・大量消費のものに比べて、手づくりのものは大切にされ、長く使われます。環境にも優しく、作り手の生業も支えられます」と語りました。


 岩美町で今年8月に開店した「あすなろ手芸店」を開店した小畑明日香さんは大学卒業後に1年間、岡山県で地域おこし協力隊を務め、今年独立。智頭町産のスギとヒノキを材料に文字やイラストをレーザー加工で作って販売しています。商用利用を可能にしているために、手芸作家が商品をまとめて買って行きます。作成した商品のパーツは数百種類で、オーダーメイドも受けています。


 農学部で学んだ小畑さんは「地元の国産材の利用を広げたい」と話していました。


 津山市で近日、工房を立ち上げた實近靖幸さん(53)は、木のボールペンを出店。整体師をしながら5年前から様々な種類の木を加工してボールペンの本体を作っています。真鋳を入れて強度を出し、芯は市販のスペア芯が使えます。