【10月9日付】南部町議選に真壁・亀雄・加藤-住民利益守る3議席絶対確保を


 11日告示、16日投票の南部町議選(定数14、立候補15)で日本共産党は、現職の真壁容子(62)、亀尾共三(74)両町議と新人の加藤学(55)候補で現有3議席を守ろうと奮闘しています。


 党が実施したアンケートで暮らしが苦しくなったが55%。党町議団は、町民の暮らしを最優先すべきだと水道料金の引き下げ(会見地域の料金据え置き、西伯地域の会見地域の1・4倍の料金を引き下げ)を提案し、来年度に一般会計からの繰り入れで実現する予定です。


 町は、資産価値15億円の特別養護老人ホーム「ゆうらく」を社会福祉法人「伯耆の国」に無償譲渡、4園の公立保育園のうち2園を「伯耆の国」の指定管理に移行・民営化し、給食センターを民営化しました。党町議団は、住民利益に反し、町の保育責任を放棄するものとして反対しました。


 町は合併当時(2004年10月1日)に183人だった正職員(06年9月1日で非正規61人)が16年9月1日で123人(非正規81人)と60人減って、住民サービスが低下。「窓口対応が悪くなった」などの苦情が寄せられています。その一方で、基金が40億円貯め込まれています。


 党と党後援会は、基金を活用しての①学校給食費の無償化(約5千万円)②保育料の軽減③学童保育無料化(約400万円)④小中学校のエアコン設置や、農機具補助、農業後継者育成を訴え。歳費を含めた地域振興区制度の見直しも提案しています。