【11月13日付】共産党が被災自治体に義援金-県中部地震は激甚災害に指定を

 鳥取県中部地震(震度6弱、マグニチュード6・6)で被災した倉吉市、北栄町、湯梨浜町、三朝町で住宅被害を中心とする被害が広がっています。


 日現在で、住宅被害は全壊2棟、半壊3棟、一部損壊を含む一部破損は1万棟を超えています。


 日本共産党鳥取県委員会は4日、県中部地震で被災した倉吉市、三朝町、北栄町、湯梨浜町を訪ね、全国から寄せられた計50万円の義援金を届けました。


 塚田なるゆき衆院1区候補、錦織陽子県議、岩永尚之書記長、佐藤博英倉吉市議、長谷川昭二北栄町議、増井久美湯梨浜町議が各役場に出向きました。


 三朝町では吉田秀光町長が応対。塚田氏は「全国や県内から寄せられた募金を届けにきました。被災者の一日も早い生活再建のために役立ててください」とのべました。


 吉田町長は感謝した上で、「国には(激甚災害指定で)交付税を支援してほしい。北は北栄町から南は岡山県真庭市まで南北に地震が走った」と地震の大きさを強調。「屋根の修理は一部損壊でも半壊並みに修繕費がかかる」と指摘し、財政支援を求めました。


 倉吉市では、矢吹房生総務部長・防災調整監が応対し、「公共施設もかなり壊れて、議場も立ち入り禁止です。激甚災害指定になれば、国から大きな支援が得られます」と国の支援を要望。学校給食センターが被災し、牛乳とパンだけの給食が続いていたため、現在は弁当持ち込みです。


 北栄町は松本昭夫町長、湯梨浜町は仙賀芳友副町長が応対し、謝意を表しました。