【1月15日付】空中給油機反対の会両市に要請-新空中給油機を美保基地に配備中止を

 航空自衛隊美保基地に新空中給油機KC46Aが配備されようとしている問題で、「空中給油機STOP! 市民の会」は12月27日、境港、米子両市に対し、配備に同意しないよう要請しました。


 境港市には、共同代表の浜田章作、高山寿雄の両氏、事務局の松本熙(ひろし)市議(無所属、社民党県連副代表)、長尾達也・境港革新懇事務局長、日本共産党の定岡敏行市議が出向き、安倍和海副市長らが応対しました。


 浜田氏は、オスプレイ墜落の事故原因の究明もされず、オスプレイ空中給油訓練の危険性が露呈しているとして、配備中止を要請。「〝安全保障環境の変化〟と言うだけで、配備の必要性や緊急性の客観的根拠が示されない」とのべ、今後の住民説明会の予定をただしました。安倍副市長は「開催の予定はない」と答えました。


 高山氏は「米軍と自衛隊の一体化、美保基地の出撃基地化の危険性を住民に説明していない」と訴えました。
 松本氏は「騒音問題に矮小化してはならない。なぜ美保基地に配備するのか、なぜ急ぐのか、住民への説明責任が果たされていない」とのべました。


 安倍副市長は「騒音の問題だけではないと思う。市長に伝える」と答えました。