【1月22日付】米子市淀江産廃地下水問題-水源と地下水汚染の可能性

 米子市淀江町小波に建設計画の産業廃棄物最終処分場で地下水や水源が汚染される可能性について専門家が指摘しています。


 「大山ふもとの自然環境と米子の水を守る会」は11日、専門家を招いて地下水の問題について学習しました。


 産廃処分場予定地の北北西~北約1㌔には小波上の泉、北東~北北東約2㌔には上水道の福井水源地があります。両方とも湧水であり、帯水層(地下水によって飽和している地層。被圧地下水)から自噴しています。


 約300㍍東に塩川が流れ、さらに約300㍍東に宇田川が流れ、その下に地下水があります。淀江の平野部は宇田川によって形成されています。


 専門家によれば、淀江の平野部に貯水盆(不圧地下水)があり、その下に不透水層や帯水層があります。産廃処分場予定地の地層は北北西に走り、北東に緩く傾いています。予定地の地下水が汚染されれば、地層に沿って浸透し、貯水盆を汚染します。また、帯水層への影響も心配されます。専門家は「汚染水は拡散されるので数値に表れないかもしれないが、長い年月をかけて汚染がすすむ」と指摘。日野川の下には地面から深さ40㍍、60㍍、80㍍の帯水層があり、80㍍の帯水層まで井戸を掘り水源を確保しています。