【3月12日付】鳥取市原水協が3・1ビキニ宣伝-ヒバクシャ国際署名訴え

 鳥取市原水爆禁止協議会は1日、鳥取市でビキニデーの宣伝と「ヒバクシャ国際署名」に取り組みました。


 事務局の柳明子さんらが「今日はビキニ事件の日です。1954年、アメリカが太平洋ビキニ環礁で水爆実験を行い、日本のたくさんのマグロ漁船が被ばくしました。核兵器禁止条約の締結を求める『ヒバクシャ国際署名』への協力をお願いします」と訴えました。


 福島の郡山市から移住してきた男性(63)が署名し、「原発事故を機に引っ越しました。事故後、目も歯も悪くなり、体調がすぐれません。息子は記憶障害になり、銀行口座の暗証番号も忘れました」と語りました。


 参加者が2人組の若い女性に「核兵器をなくすための署名です」と語りかけると、「核兵器ってなんですか」と返答。原爆だと説明すると「それなら知っている」と署名しました。