【4月9日付】美保基地式典への米軍機飛来に抗議-日米の海外派兵基地化に反対

 航空自衛隊美保基地で3月30日に開かれるC2輸送機配備記念式典参加のために、米軍連絡機C12Jが米軍関係者を乗せて飛来する問題で、鳥取県の日本共産党西部地区委員会は27日、同基地を訪れ、抗議しました。


 福住ひでゆき衆院2区予定候補、錦織陽子県議、米子市の岡村英治市議、石橋佳枝、又野史朗の両候補、境港市の定岡敏行市議が申入れ、第3輸送航空隊の須田芳則渉外室長が応対しました。


 党側は、C2はC1と比べて航続距離や積載能力が大幅に拡大し、今後に予定される大型ヘリCH47J、空中給油機KC46Aの配備と合わせて、美保基地からの海外派兵能力が向上するとして、美保基地が米軍と一体運用され、海外派兵の拠点基地になる可能性を指摘。米軍機の美保基地への飛来に反対しました。


 須田室長は「米軍は我々が招待した。大佐級3人が来る。米軍横田基地へのC130J配備、米軍岩国基地へのF35B配備のときは自衛隊が招待された。慣例として参加したり、招待している」と答えました。


 参加者は「既成事実化され、米軍機の飛来が常態化するようなことは許さない」と抗議しました。